専門技術職としてプログラマは、自身の技能を高めることに楽しさを見出すものです。才能のある人はセンスの良いコードを書けるものですし、それは無駄の無い美しいコードである場合もあります。
ある意味才能に恵まれた人と言うこともできますが、業務という点においては全面的に支持されるわけでは無いものです。あくまでもクライアントから求められる仕様書に従って、求められる品質のものを作ることが仕事となります。
けれども自己満足によりその要望とは異なる仕事をする人も中にはいます。プログラミングを一種の芸術として捉えてしまうのが原因となります。
その一方で、仕事として完璧に行える才能を持つプログラマもいます。
極めて効率的に動くことを好み、常に論理的思考で行動することが根底にあります。まずプログラミングにおいても無駄な作業をしたく無いという意識が働くことになります。そこで与えられた仕様書自体を精査し、そこに起こりうる課題や不備が無いかを技術的な面から調べることになります。
というのも、完成してからクライアントが希望する機能を果たさないことが判明し、修正を必要とするケースが多いからです。
そのような無駄を排除するために事前にチェックする癖がついているわけです。また自分に必要なスキルがあると判断すれば、自分で修得する自発性も備えているものです。
このように、自発的に動けるプログラマは非常に重宝され、高い報酬をも得ているものです。